サッカー的な散文【footballshoegazer’s blog】

鹿児島ユナイテッドファンです。東京でベンチャー企業を経営しています。サッカーについて、好き勝手に書こうと思います。

日本代表

年齢は関係ない

「年齢は関係ない」 今年30歳なので、年下の女性とつるむときは、そういうことにしている。 大切なのは、もちろん「愛」であり「情熱」なはずだ(場合によっては金)。 サッカーも同様だ。 大事なのは、プレーであり、結果であって、年齢なんて関係ないの…

ブラジリアの惨劇

途方に暮れている。 昨晩からの雨が勢いを増し、地球の反対側へと打ちつける。 梅雨のジメジメとした空気が身体に絡みつき、ぼんやりとした思考は睡魔と不快感に絡み取られる。 暗黒の日曜日。 何か、言葉に出来ない、得体のしれないもやもやとした感情。 癒…

サッカーがまた巡る

ワールドカップにまた出場する。 5大会連続だという。 学校で、教室を貸しきって、クラスのみんなと観戦した。 僕は、木村和司のユニフォームを着て、今日という歴史的な一日に望んだ。 サッカーには、秩序がある。 世界がどんなにぶっ壊れても、カオスティ…

なんでもない話

あーもうまじ人生疲れた。 死ぬまで酒のんでウィイレとか桃鉄とかやって現実逃避したい。 マジ限界、心折れそう。 とういうわけで、半ばやけくそ気味にヨルダン戦の試合に全く関係のない感想。 試合としては、たぶんメチャクチャ面白かったんだと思うんだけ…

ラトビア戦に歓喜し、AKB峯岸に凹んだ夜

ラトビアはFIFAランキング104位とのことで、対ヨルダンなんだろうが、ほぼW杯を手中に収めた日本にとって、引いて守ってくることが予想される明らかな格下とマッチングする意味があったのだろうか、 他にいなかったのかとは思うが、3−0での勝利はやはり…

ラマダンフットボール

日本代表と対戦するモロッコ、ラマダン(断食月)の影響で水が飲めないことが判明 本当にラマダンで水を飲んでいなかったのだろうか。 流れが切れた時に、選手の水飲みシーンに注視していたのだが、 何度も給水していた日本選手に対し、ついぞモロッコ選手が…

なでしこスライディング

なでしこジャパンのスライディングである。 フィジカルでは欧米列強に遙かに負けているが、 セカンドボール争い、サイド際での攻防、パスのズレといった、球際勝負では、ほとんどすべての選手がスライディングをし、見事にボールを奪取する。 とにかく精度が…

侍・忍者サッカー

カウボーイ & エイリアン という映画を彷彿とさせる、世紀の対決、サムライvs無敵艦隊! サッカー史上に渾然と輝く、絶頂期の最強スペイン。 U-23とはいえ、当然の優勝候補に立ち向かう、侍。 トゥーロンの結果からみても、もはや一国総心中するしかないのか…

オーストラリア戦とカリル・アル・ガムディさん

サッカーボールが心臓をアツく叩きまくる毎日に押されて、ブログを再開しました。 新時代3バックで全体守備カテナチオを駆使した、イタリアに恋をして、 絶対的エース、ニールー不在のスリーライオンズの開き直ったドン引きカテナチオにドン引きし、 迎えた…

ワールドカップ優勝!

いつの日かが、きた。 いつかが、今日で、今この瞬間だ。 ああ、ナデシコ、おめでとう! ありがとう! 世界一だよ! ワールドカップで、優勝だよ! うそだろ? 子供の頃の夢とか、 思春期の妄想じゃなくて、 「あのワールドカップ」で優勝だよ! 信じられる…

ドーハの歓喜

魔法の時間。 美しすぎる李の決勝ゴール。 あのボレーシュート! 止まった時間。 歓喜の優勝! 呆気にとられる盛大なフィナーレ。 花火、金吹雪、煙、歓声。 祝福の走馬灯。 QueenのWe are the champion. カタールの優しそうな笑顔のおっさん。 美しい時。 …

アジアでの戦いが始まった

日本ーヨルダン、1−1のドロー。 史上最高レベルのポテンシャルを秘めている現ザックジャパンの、初の公式戦。 期待値は高い。3−0くらいいくのではないかと思っていた、が、甘かった。 なかなか解答の見いだせない、難しい試合。 8人で壁を構築して、カ…

アルゼンチンに勝った日

物心ついたころから、アルゼンチンは別格だった。 マラドーナがいて、カニーヒアがいて、バティストゥータがいた。 時代が変わっても、いつでもアルゼンチンのサッカーは、速くて、上手くて、美しくて、強かった。 あの白と水色の縞模様、そこに浮かぶ遠い異…

青春の輝き

青の革命は起こった! 生きててよかった! 素晴らしすぎる! これ以上何を望むのか。 歓喜に沸き返る日本列島の朝。 真っ青な青空 遥か遠い南アフリカの空から、どこまでも。 遠く続いてゆく、透き通るような笑顔 なんてこった。 夢じゃないかと疑ってしまう…

青の革命と、横たわる日常

目黒川沿いの並木道を自転車で走る。 生温くとも心地よさをくれる風、街、人々。 そんな普段見慣れた風景が、いつもとは違ってみえる。 そわそわする心を押さえきれない。 ゆるゆるのはずの土曜日の午後の合間を、濃密な時がゆったりと流れてゆく。 雨が降る…

日本サッカーの始まり 日本 - カメルーン

長かった。 十何年もずっと代表戦をみてきて、こんなにアツく感動したのは初めてだ。 とてつもないカタルシス。 90分間のエクスタシー。 誇らしい。 日本のA代表が、チームとして一つになっていた。 ”サムライブルー(笑)”が、”サムライ”になった瞬間でも…

日本対香港戦と、空気の研究

前回の中国戦後の遠藤曰く 「日本人の悪いくせが出た」 生殺しにあったかのようなつまらないスコアレスドローの2試合。 良くも悪くも日本人は空気に敏感だ。 その意味で、サッカー日本代表は日本社会を反映しているともいえる。 ルールやコンセプトを忠実に…