I DO!! 鹿児島ユナイテッド
吉祥寺に「あの」ユナイテッドが来るという噂をきいたので、試合をみてきた。
そう、もちろん鹿児島ユナイテッドのことである。
武蔵野陸上競技場には1147名もの人が集まっていた。
当然の立ち見だ。
快晴のゴールデンウィークに、吉祥寺にいって、今はなきバウスシアターで映画ではなく、JFLのサッカーをみる。
素敵じゃないか。
試合は、後半ロスタイムに、川森有真選手のカンフーボレーキックが炸裂し、鹿児島のおばちゃんたちと一緒に、大盛り上がり!
個人的には、左サイドバックの田上裕キャプテンのガツガツ献身的なプレーが好きだった。
第10節 vs 横河武蔵野FC 試合結果
いや、JFLあつい。
よくよく考えたら、サッカーは、Jリーグのものでも、日本サッカー協会のものでも、FIFAのものでも、電通のものでもない。
なんか、もっと根源的な、部活のサッカーとか、友達の試合の応援とか、そういうもの延長にあるサッカーがそこにはあった。
ここ数年感じていることだけど、サッカーを楽しむ上で一番大切なものは、ストーリーだと思っている。
ヴォルカ鹿児島とFC鹿児島がUNITして、九州リーグから、JFLへ。ここから、もっと上のJリーグへ。
鹿児島は、サッカー選手は沢山排出しているのだから、上手くユナイトすれば、チームといても、うまくいくはずだ。
ちょうど、戦国島津軍やら、幕末運動のような、薩摩から天下を、そしてその先の世界を目指すような、ワクワク感。
薩摩人なら、魂のどこかにもっている、「薩摩隼人アイデンティティ」を刺激される感覚。
ところで、田原豊は、何をしているんだろう。
なぜ、試合に出ていないのだろう。
ニュースも何も入ってこないので、何もわからない。
僕は高校時代はDFをやっており、田原と対戦するのが夢だったが、遥かに及ばなかった。
鹿児島実業より弱い高校の3軍に3-0で負けた。
だからというか何なのか、田原豊は、それからも憧れの存在であり続けた。
もう一度、頑張ってほしい。
鹿児島をJリーグへの引き上げてほしい。