サッカー的な散文【footballshoegazer’s blog】

鹿児島ユナイテッドファンです。東京でベンチャー企業を経営しています。サッカーについて、好き勝手に書こうと思います。

憲剛はやっぱりすごかった

友人が会社でチケットを貰ったとかで、晴天の美しく眩い朗らかな日曜日、

等々力までフロンターレ対鹿島の試合を観にいってきた。

普段からサッカー好きを公言していて良かった!

その特にサッカーが好きというわけでもない友人は、等々力を「などなどちから」と呼んでいた。。大丈夫だろうか。

というか、恥ずかしいことに等々力は初めてであったが、最寄りが目黒なので、30分も掛からずに一本で行けたようだ。もっとガンガン試合を観に行ってしかるべきであろう。

日常にサッカー観戦というオプションが定常的に加わることは、素晴らしく刺激的であり、充実したものだと思う。

サッカーには、人の数だけ様々な関わり方が存在するが、机上の分析、テレビ観戦、ゲームへの没入ではなく、やはり生の試合を観てアドレナリンを出しまくるというのはいつだって最高だ!

簡単に振り返ると、

試合は3−2でホームのフロンターレが勝った。

前半は、完全にフロンターレの試合。

後半は鹿島が押し返したが、やはりフロンターレが華麗にかわしたという印象。

驚いた。鹿島がここまでボコられるとは。

西という右サイドバックが初歩的なパスミスを連発しており、山瀬、ジュニーニョがそこを的確についていた。

たぶん鹿島は、早い段階で使えなかったオフェンシブハーフを下げて、憲剛をマンマークするミッドを投入するべきだったと思う。

ただ2点先制された後だったので、その後ろ向きの選択に躊躇し、そして憲剛に試合を組み立てられるという悪循環。

というかとにかく、憲剛にはビビった。

たぶん試合を通して一回もミスってなのではないか。

ルーパスも絶妙な散らしも冴えており、この試合の皇帝として君臨していた。

パスを受けてから、ボールを離すまでも早く、ゴールシーンなども、ディフェンスがカットできる間合いで詰めたにも関わらず、ヒラメキとパス出しの早さでアシストを決めた。

憲剛を観るためにまたきてもいいなと本気で思った。

対する、ゲームメーカー小笠原。

友人が岩手出身だったので、「みっちゃんみっちゃん」と連呼しまくったが、

全く冴えなかった。そして途中交代。

体もなんだか締りが悪く、あきらかに練習不足といった趣。

震災後、小笠原は頻繁に被災地に出向き、支援活動をしているときく。

子供たち一人ひとりにサイズを聞き、スパイクをプレゼントしたとか。

高校の友人で行方不明の方もいるという。

たぶん、サッカーに勤しむ気分になれないのかもしれない。

でもだからこそ、頑張ってほしい。

29は、贔屓のガンバが「などなどちから」に来るようなので、また友人を引き連れて、ビールを煽りまくり、フーリガンのようにガンガン騒ぎ立てようと思う!