サッカー的な散文【footballshoegazer’s blog】

鹿児島ユナイテッドファンです。東京でベンチャー企業を経営しています。サッカーについて、好き勝手に書こうと思います。

マリノス対ガンバ 猛暑の夜の戦い

暑い。なんだこの暑さは。死にそうだ。

W杯が終わり、遅れてやってきた五月病に足をすくわれ、

やっと回復したかと思えば、この暑さ。

季節は、そして世の中は目まぐるしく動いてゆく。

神のBSハイビジョンが、未だに毎日W杯のハイライト試合を放映してくれるので時々見るのだが、既に、遠い過去のように思える。

情報の洪水に揉まれる、このポストヒューマン社会では、何もかもが走馬灯のように過ぎ去ってゆく。

そんなクソ暑い週末のJリーグ

ガンバが横浜に乗り込むというので、応援しにいきたかったのだが、残念ながら一緒に行ってくれる友達がいないために断念。

家で、ちびちびビールをあおりながら、まったり観戦することに。

前説の、W杯の夢の続きを見ているかのような、ガンバの最高の勝利の後なので、否が応でも盛り上がってしまう。

試合としては、両チーム気合いが入っていて面白かった。

前半は、どちらも激しく、体力的に大丈夫かと思っていたら、やはり後半はバテバテになっていた。

そんなギリギリ感もスリリング。

結果は、前説の逆で、ロスタイムに素晴らしいクオリティのゴールを決められて終了。

何でだろう。何か波に乗り切れないガンバ。ここ数年ずっとそうだ。

ポテンシャル的には、Jリーグのトップ3に入るし、試合自体も全く悪くないのだが。。

今日観ていて感じたこと。

前々から気になってはいたのだが、やはりガンバのセンターバックは弱点ではないかということだ。

山口も、中澤も好きな良い選手だなのだが、程よく安定しているのだが、

トップレベルの攻防になるとギリギリのところで崩されることが時々ある。

途中交代で入ってきた高木も、清水時代と比して、そうとう衰えた感がある。

また、美しさと、インスピレーションの祭典のようなプレーが光る攻撃も、数打ちゃ当たる的な無責任さを感じずにはいられない。

一本のシュートへの軽さが、結局は勝ち点の取りこぼしに繋がっている。

後、マリノスの小野とかいう17歳の選手にはびびった。

オーウェンを彷彿とさせる、しなやかでスピーディな動き。冷静な判断。

宇佐見にしても小野にしても、将来どんな選手になるのか楽しみだ。

ちなみに宇佐見はもっと体力つけましょう。

それにしても、鹿島の勝負強さは信じられない。

それとそれと、マルシオリシャルデスの嘘みたいなハットトリック