開幕戦 南アフリカ - メキシコ
「美しいパスワークのメキシコと、躍動感溢れるカウンターの南アフリカ」
1対1のドロー
爽快な開幕戦。
スペクタクルな舞台としてのサッカーを久しぶりに観た。
緊張感と、称揚感と、喧噪に満ちたスタジアム。
「ブブゼラ」と呼ばれる楽器の不可思議なドローンサウンド。
赤、青、黄色、緑、黒の原色の洪水。
民族衣装を身に纏った部族の長のような人もいれば、
大きなカウボーイハットをかぶったメキシカンもいる。
異様な雰囲気である。
見慣れない景色を前に、「ああ本当にワールドカップなんだ」という感慨が沸き起こる。
個人的には、メキシコが試合巧者ぶりを発揮して勝つと思っていたが、
さすがはパレイラ。
前半は崩されていた左サイドの選手交代や、先制後の戦術変更によって、
上手く試合を押さえた印象だ。
ドスサントスはやっぱり上手かった。
強くて、テクあって、ドリブルもシュートも持ってて。
バルセロナ育ちだけあり、メッシやロナウジーニョ的な切り込みが光っていた。
エルナンデスは、来季マンUだそうで、今後のスター候補筆頭ですね。
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/player/detail?pid=1000525
南アフリカでは、点を決めたチャバララと
モディセって選手がキレてて良かった。
あと、ルックス的にどうも気になったのが、この、何て読むかよくわかんないこの選手。
得体の知れないかっこよさを持っていた。
レニールウェ レチョロニャン
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/player/detail?pid=900609
普段あまり見ない選手、知らない選手を発見するというのが、
ワールドカップの大きな楽しみの一つだ。
六月の涼し気な宵。
楽しい一ヶ月の始まり始まり