サッカー的な散文【footballshoegazer’s blog】

鹿児島ユナイテッドファンです。東京でベンチャー企業を経営しています。サッカーについて、好き勝手に書こうと思います。

God only knows

しびれた。

ほぼ浦和のゲームだった。

点の入りそうな予感はせず、うわっやばいなこれはまじでまずいなと、結構諦めムードになっていた。

ビジネススクールで、統計分析の研究室に入って、日々、確率論とか正規分布と格闘しているのだが、サッカーの試合の結果も正規分布に従うと過程すると、こっから点が入るのは難しいぞという雰囲気で満ち満ちあふれていた。

後半42分からモンテカルロ・シュミレーションで、10回くらい試合を繰り返しても、1回起こるかといったところではないか。

だが、Z-scoreが振れまくり、scoreが入った。

やはり、サッカーを頻度主義で捉えることは難しい(その裏切られ感が醍醐味でもあるのだが)。一方、プレーヤーはベイズ推定に基づいたプレーをしていた。私はたぶん間違っていた。ベイジアンだけが、正しくサッカーを認識することができるのかもしれない。

ガンバが優勝する確率は、などと言うことは、野暮だ。

ガンバが優勝している事後未来では、ガンバが優勝することは自明なのだ。

その世界では、サッカーは、統計であり、信仰である。

興奮しすぎて、訳のわからないことばかり考えるが、結局全てはなるようになり、なるようにしかならず、それはそれで結果オーライという話だ。

私にできることは、ガンバの優勝を祈ることだけなのだろうか。否、ベイジアンはきっと未来を変えることができるという、希望のお話。がんばろう。

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試合について

・あの時間のFKで槙野があがっていたりと、浦和はなぜ勝ちにいったのか理解できない。

・2点目は逆サイドでもガンバ選手3人フリーという状況+DFは歩いている。これも理解できない。

・興梠投入も理解できない。

・宇佐美はエゴが空回りしてきた。

・岩下は応援してるんだがこの感じだとやっぱり代表は難しそう。

・「リンスだけど柔らかくなかったですね」 by 早野さん